ローカルネットワークを10Gbpsにしてみた。

ローカルネットワークを10Gbpsにする為に色々な機器を買ってみました。

我が家は最大2.5Gbpsのネットワークで繋がっているんですが、5Gbpsの手頃なものが出回り始めたので一部を10Gbps構成にするべく、機材を揃えてみました。

我が家のネットワーク

WAN → ルーター → GS110MX-100JPS → FX2G-08EM → main PC
                     NAS

NASはSynologyDS920+

このNASは1Gbpsしか乗っていないので、USBで2.5Gbps化していました。

を繋げて、

でドライバを当ててました。 でもよく考えたらGS110MX-100JPSに10Gbpsポートが2本あるので、活用できるなと。

RTL8157

最近このチップの製品が出回り始めたので同ドライバで動作する

WP-UT5

という商品を購入してみました。

ここからが冒険の始まり

まずRJ45コネクタのスイッチングハブはかなり熱を持つ傾向が強いっぽい事を、色々調査していて分かってきました。 じゃあよく見る「SFP+」コネクタのハブを買ってやろうという発想になり、たどり着いたのが安いこいつ。

SKS3200-5E2X-P

何と言っても安い!あとは限られたPCしか10Gbpsはいらないので、必要最低限のポートにしました。 とは言え、GS110MX-100JPSはRJ45ポートなので変換が必要です。

SFP+のRF45変換コネクタの知識

対応距離というか搭載しているチップによって発熱具合がかなり変わるもよう。

こちらを参考にさせて頂き、購入したのが

これの80Mのものの2pcsを購入して、いざSKS3200-5E2X-Pに指したところ片方しか認識しない!!! 片方にすると認識はしているし、通信もできているみたい。コネクタも入れ替えたりしてみたけどそれぞれ認識しているので初期不良とかは無さそう。

AI君と相談すると、電力不足だろうという線が浮上。完全に見落としていた。 というかその可能性は思いつかなかった。

どのケーブルを選ぶべきかを探る

こちらを参考にさせて頂き、近距離なのでDACケーブルを採用してみました。 AliExpressで販売実績とレビュー数が多いものを見繕って購入

PC側のNICを探る

こちらの記事を参考にさせて頂き、メインPCはRyzenなので問題ないだろうとMellanox ConnectX-3を購入。 いざ、NICを差そうと思って調べていると、

の記事を発見し、AMD Ryzen 7950Xだとブルスクで落ちるとの事。購入前にもう少し調査をしておけと。 メインPCはAMD Ryzen 9 9950X3D。これもCCXが2つあるCPUなので同じ状況になるんじゃないかと指す時は本当に怖かった…。しかもドライバも長年更新されていないようで、正式にはWindows11に対応していない状況が続いているようです。 自分は使っているMotherboardの関係上、PCIe x 4までのNICで安いものを探してチョイスしたのも悪手だったのかもと恐る恐るNICを挿してみました。

問題なく認識

結果としては問題無く認識し、繋ぐだけで勝手にドライバも入り快適に動作しています。 これは嬉しい誤算。気持ち10Gbps環境にした影響でレイテンシが減ったのかネットワークが速くなった気もします。 ただ、今後選ぶならX520-DA1のカードを選んだ方が安牌という事も学びの一つ。互換品のバリエーションも豊富なので

結果的に調べる内に色々勉強にもなりましたし、SFP+のルーターの方が発熱も少なく扱いやすいという事を知れたので、今後はスイッチングハブとかもSFP+のものを選択するようになるかもしれません。

FX2G-08EMは引退。実家に持っていこう。

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