Proxmox Virtual Environment 9.0にアップデートしたので、今まで手作業で入れていたmodでCPU温度を表示できるようにした。
Mod URL
機能
- 温度センサー表示mod - CPU、NVMe、HDD/SSD温度、ファン速度をWebUIに表示
- サブスクリプション警告画面を無効化するmod
- 全コンテナを一括アップデートするスクリプト
注意点
Proxmox VE 9での互換性
-
現在の対応バージョンは「7.x - 8.3.5」 となっており、PVE 9での動作は明確に保証されていません。 ただ、多くのユーザーがPVE 9でも使用しているようなので導入に踏み切りました。 なので
-
Proxmoxの配布ファイルを直接変更するため、趣味プロジェクトでのみ使用を推奨
-
Proxmoxのアップデートで変更が上書きされる可能性
-
自動でバックアップは作成されますが、復元が必要になる場合があります
導入する機能
- まず温度センサーModのみ試す
- 問題なければサブスクリプション警告無効化Modを検討
導入手順
1. lm-sensorsをインストール
apt install lm-sensors2. センサーを設定
sensors-detect3. センサーが動作するか確認
sensors4. Modスクリプトをダウンロード
wget https://raw.githubusercontent.com/Meliox/PVE-mods/main/pve-mod-gui-sensors.sh5. スクリプトを実行
bash pve-mod-gui-sensors.sh install6. 利用する機能を選定
色々聞かれますが、基本的に温度センサー系は全て入れました。 各CPUコアの温度を個別表示: C を選択。
動作確認
- ブラウザ強制リロード
- サマリーページを確認
失敗点
FANの監視機能を有効にしてしまったが、OFFにしたかったので
bash pve-mod-gui-sensors.sh uninstall再実行
bash pve-mod-gui-sensors.sh install
# ファン設定の質問で「N」を選択
Display fans reporting zero speed? (Y/n): N